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  • 執筆者の写真須賀雅子

53「夢の更新記録!」

 私が応援してきた生徒さんの年齢は幅広く、これまで14歳から87歳でした。

その年齢幅が更に広がりました。

先日、小学校5年生・11歳のお嬢さんがレッスンを受けました。

彼女は小学校で放送委員会に入り、マイクを通して声を発することに関心を持ち、印象に残る話し方を目指したいというのです。

なんて嬉しい動機でしょう。私も小学生の時、放送委員会に入っていましたので、

懐かしい気持ちも湧いてきて、私にとって実に楽しいレッスンとなりました。

真っ直ぐに私を見つめる目に、こちらも前のめりになって「大切なことを伝えてあげたい」という気持ちが強くなってきました。

 「大切なこと」それは「言葉は贈り物」だということです。

伝えたい言葉の伝え方に心を込めないと、相手の心には届かないからです。

小さな声でボソボソ話すと相手に届く前に消え入りそうですし、大きな声でぶつけるように話すと、相手は受け取りたくなくなります。

贈り物を届けるための声を整えることはとても大切だと考えています。

 TBSアナウンススクールの講師として18年間、大学生の応援をしながら、ずっと心に残っていた思いがありました。それは、「今、私が伝えていることは、幼い子からお年を召した方にまで大切だ」ということでした。

自分が伝えたいことが受け止めてもらえた時の喜びを経験できると、人間形成において必ずやプラスになると思います。そして社会に出て仕事をする上でもコミュニケーションの味方になります。更に、歳を重ねてくると衰えてしまう声帯を鍛えることもできるのです。

ですから、私の夢は幅広い人たちに、声の重要性を伝えることなのです。


 「夢の更新記録」となった11歳のお嬢さんは、レッスンが終わってから、別室で待っていて下さったお母様たちの前で、天気予報の原稿を一所懸命伝えてくれました。そのお嬢さんの言葉は、素敵な贈り物として心に届きました。


       


メッセージ、お待ちしております。


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