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  • 執筆者の写真須賀雅子

⑳「ディズニー!」

 予想外の事が起こりました。夫がディズニー映画を観たのです!

それがどうしたの?と言われそうですが、ミュージカルは苦手、ファンタジーの世界は似合わない人がディズニー映画の実写版を観て、心揺さぶられてしまったのです。

 出かけた際、次の用事まで時間があり、雨が降っていたので映画でも観ようかということになりました。そこで上映時間が都合良かったのが、「アラジン」だったのです。

 夫にとっては単なる時間潰しのつもりだったのでしょうが、映画館に入る時と出る時の表情が明らかに違っていました。

「いやぁ〜、ディズニー映画実写版はいいなぁ」

 こんな言葉を聞くことになるとは驚きでした。

 私たち夫婦の共通した感想としては… ……

 ランプの魔人役のウィル・スミスの多彩な表現力に驚きました。

歌って、踊って、実にチャーミングな姿を見せてくれました。

それは、映画「インデペンデンス・デイ」での宇宙人に立ち向かう海兵隊員とは全く違うものでした。

 それから何と言っても、王女ジャスミン役のナオミ・スコットに魅せられました。彼女が歌う「スピーチレス~心の声」は力強い美しさが輝いていました。

 本当に観て良かったと思える映画でした。

 帰宅後、Amazon TVでディズニー映画実写版「美女と野獣」「シンデレラ」を観ることになりました。これは「夫」の意向です。

 改めてディズニーの持つ魅力、魔力(?)に驚いています。

 そのディズニーの作品を「Mako’s話し方サロン」の朗読の教材として取り上げることになりました。

 「Mako’s話し方サロン」の各クラスは、見事に彩りが違っていて素敵なまとまりを見せて下さっています。ですから、朗読作品もそのクラスに合ったものを考えてみました。

各クラスの生徒さんのお顔を思い浮かべながら、どんな作品にしようか探す作業を致しました。これが実に楽しい時間だったのです。

 あるクラスにディズニーがお好きで精通されている生徒さんがいらっしゃいます。その方を思い浮かべていたら、私の頭の中で「ダンボ」が飛び回り出したのです。「ダンボ」は幼い頃の私の心に深く染み込んだディズニー映画でした。

「ダンボ」の絵本を取り寄せると懐かしさで胸がいっぱいになりました。

 そこで!ディズニー好きの方がいらっしゃるクラスには「ダンボ」の朗読に挑んで頂くことにしました。

 その他のクラスの作品はポール・ヴェルレーヌの詩や芥川龍之介の「蜘蛛の糸」、そして童話など様々です。

 生徒の皆さんが朗読に楽しんで取り組んで頂けたらと願っています。

 さあ!朗読版ディズニーが楽しみになってきました。


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