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  • 須賀雅子

⑲「五月」

「先生は団子より花ですよね」

その言葉と共に、Mako’s話し方サロンの生徒さん達が誕生日プレゼントを持ってきて下さいました。

青紫の花を中心とした寄せ植えは、爽やかな風を運んできてくれました。

 主役を務める花は、通称「ブルーハイビスカス」と呼ばれているもので、ハイビスカス属ではなくアリオギネ属のオーストラリア原産の花だそうです。

 しかし花の形状はハイビスカスにそっくりで、ハワイ好きの私を思って選んで下さったお気持ちが、たっぷりと伝わってきます。

 

 五月は私の誕生月ですが、ここ数年、五月を迎える心持ちに変化が出てきました。

 それは歳を重ねて来たからということなのですが……。

この「歳を重ねる」ということが当たり前ではなく、実に有り難いということを感じる機会が増えてきているからなのです。

 親を見送り、病と闘い終わった友人を見送りました。

そして今、病と闘っている友人や知人を微力ながら応援しています。

私は医師ではありませんので特効薬は思いつきません。しかし、その人の心に寄り添って「私に出来る事」を考えています。

 先日、病と闘って毎日リハビリに通っている友人が「是非、食事をしましょう」と言ってきてくれました。なんとも嬉しい言葉です。

会って言葉を通わす事が、前に進む力になるとしたら!

これが今「私に出来る事」なのだと思いました。

 そして自分自身はどう生きるべきなのか?

こんな事も考えるようになりました。

同窓会に参加しても健康診断の数値の話題が出るようになり、「次回もまた、元気で会えますように」が合言葉になってきました。

 先のことを考えると、不安な気持ちになることもありますが、一日一日を大切に過ごしてゆきたいという気持ちを強く持って、また、五月を迎えたいと思っています!




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