フランスのお菓子「ガレット・デ・ロワ」が届きました!
400年もの間、フランス人に変わらず愛されている「ガレット・デ・ロワ」は、
キリスト教の公現祭に因んでいます。
公現祭とは、キリスト生誕を聞きつけた東方の三賢人がベツレヘムに到着し、キリストにお祝いの品を贈って祝った日。つまりは公現(神が公に現れる)をお祝いする日なのです。
16世紀フランスの教会では、毎年公現祭に、その年の司祭を選ぶため、フェーヴ(フランス語で空豆の意味)を一つだけ「ガレット・デ・ロワ」に入れ、それが当たった人を司祭としていました。
そしてそれが一般家庭にも広がり、現在ではフェーヴと呼ばれる小さな焼き物が一つだけ入っています。
「ガレット・デ・ロワ」は直訳すると「王のお菓子」
1月6日の公現祭の日に、切り分けてフェーブを引き当てた人は「王」や「王女」になることができ、王冠をかぶり皆から祝福され一年を幸せに過ごせるのだとか。フランスでは「ガレット・デ・ロワを食べないと一年が始まらない」と言われるほどの定番お菓子なのです。
ここまで「ガレット・デ・ロワ」について深く認識しているが如くお伝えしてきましたが……。
実はこの情報は全て、「ガレット・デ・ロワ」を製作して届けてくれた高校の同級生からのものでした。
彼女は10年前、「ガレット・デ・ロワ」のコンテストでアマチュア部門の賞を受賞し、フランス大使館で表彰されたのです!
「ガレット・デ・ロワ」について語る時の彼女は力強く輝いています。
「毎回同じ焼き上がりとはならないんだけど、奥深く10年経っても飽きのこないお菓子なの。バターの使い方も、小さなコツを自分で見つけて積み重ねていくしかないみたい。その答えに辿り着くのは、今年か来年か、10年後かなぁ。でもね、今年の秋に、あ!もしかしてって気がついたことを試してみたらね、とても良い感じだったの。私ね、『のびしろ』は、まだまだ有るに違いないって思ってる」
同級生が発した『のびしろ』という言葉に私の心は揺さぶられました。
『のびしろ』とは、これから先、成長する見込み、余地という意味ですよね。
年を重ねてきた私には縁の薄い言葉だと思っていましたが、私も自分の『のびしろ』に期待したくなりました。
「ガレット・デ・ロワ」に挑み続けている同級生に触発されて、私は「朗読の世界」
で『のびしろ』を!

メッセージ、お待ちしております。
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