「あらっ?」鏡に映る自分の顔に違和感を感じ、思わず声を発していました。
口の周りの皮膚が垂れ下がってきているのです。
「Mako’s話し方サロン」では表情筋を鍛えることをやって頂いているので、安心していたのですが……。新型コロナウィルスの影響でサロンもお休みなっているため、サロン講師の私が怠けてしまった結果だということに気がつきました。「継続は力なり」忘れておりました。
そんな時、サロンの生徒さんから嬉しいメッセージが届いたのです。
「最近、遠方で暮らす母とLINE動画で一緒に『あいうべ体操』をしています。
教わっていて良かったです。ありがとうございます」
ご高齢のお母様を気遣い、離れていても一緒に新型コロナウィルスに立ち向かう姿に深い愛情を感じました。
そうなんです!『あいうべ体操』は、今こそ、おすすめなのです。
『あいうべ体操』は福岡の内科の医師が発案されたものです。
口呼吸は口腔内に雑菌が繁殖しやすく、さらに免疫力の働きも阻害され炎症も悪化していくと考えられています。そこで口呼吸ではなく、鼻呼吸にするために
口輪筋や舌筋を鍛えることに着目されたそうです。
「Mako’s話し方サロン」でも毎回、挑んで頂いております。
サロンでは本来の形にさらに舌の運動を加えています。
それではここで改めてご紹介致しましょう。
「あー」口を大きく縦に開く。
「いー」口を大きく横に引く。
「うー」口を強く前に突き出す。
「ベー」舌を突き出し顎につけるように。目も大きく開くのがおすすめ。
この後、舌を突き出し鼻先につけるように5秒間。
今度は、舌を左右に動かす。不二家のペコちゃんのように可愛く5往復。
この運動の際、顔の筋肉と舌の筋肉を鍛えている意識を持って大胆に動かしてください。
舌も筋肉ですので鍛えていれば、口の門番のように悪いものを防いでくれるそうです。
免疫力の向上、誤嚥の予防、フェイスラインのエクササイズとして、おすすめです。入浴時になさるのも良いかもしれませんね!
皆さん、私たちの顔には何種類くらいの筋肉があるのかご存知でしょうか?
「Mako’s話し方サロン」の生徒さんでしたら、即座にお答え頂けますよね!
そうです、約30種類もあるのです。
そのうち日常生活で使っている表情筋はたったの2割だそうです。
せっかく身についているものですから、残り8割の筋肉も衰えさせることなく
鍛えてみては如何でしょうか。
縮こまりがちな生活を余儀なくされている今だからこそ、おすすめです!
Comments