須賀雅子2019年2月22日2 分⑯「挑み」「いつも母が大変お世話になっております。突然のメール失礼いたします。 この度、スマートフォンに機種変をしました。ラインでの友達追加をして頂けたら幸いです」 これは88歳になる私の「クラスメイト」の娘さんから届いたメールです。...
須賀雅子2019年2月1日2 分⑮「贈り物」「言葉は贈り物」私はそう思っています。 独り言でないのなら、必ず誰かに伝えるために言葉を発しています。 自分では伝えているつもりでも、相手に理解してもらえなかったり聞き返されたりしたことはありませんか? そんな時は、寂しい心持ちになって相手との距離が少し遠く感じられてしまい...
須賀雅子2019年1月11日2 分⑭「新年会は浅草へ」私は浅草が大好きです。 雷門をくぐり仲見世通りの活気に包まれ浅草寺にお参りすると、霧がかかっていた心が晴れ渡ってゆくのです。 老舗の扇屋や甘味屋も魅力的ですが、それ以上に私には行きたい店があります。 「ベル」それは、伝説のストリッパー・浅草駒太夫さんが経営しているスナックで...
須賀雅子2018年12月25日2 分⑬「お助け博物館」今年最後の朗読は、三鷹市「太宰治文学サロン」でした。 江戸元禄時代の井原西鶴が生み出した小説を基に、昭和の太宰治が登場人物を生き生きと描き上げた「赤い太鼓」という作品に取り組みました。 お金に困った主人公を助けるために、仲間10人が一人十両ずつ出し合うという物語なのですが、...